ざっくりわかる!Hump Back!

メンバー

林萌々子(Vo&Gt)
ぴか(Ba&Cho)
美咲(Dr&Cho)

Hump Backについて

 公式サイトで結成は2009年に高校の軽音楽部で、となっているが、だいぶメンバーは変わってきたみたいで、最初からいるのはボーカルだけ。ベースは2015年にドラムは2016年に加入して今の体制になった。

 作詞作曲を務める林萌々子がもっとも影響を受けたバンドはチャットモンチー。まあそうよね。このくらいの年齢のガールズバンドでチャットモンチーを聞いてこなかった人なんておそらく一人もいない。

 日々の悩みや憂鬱、バンドとしての葛藤を歌った曲が多い。単純な恋愛ソングは少なく、多くの曲に「夢」という言葉が出てくる。音源を聴くと高めのかわいい声に聞こえるのに、何も知らないでライブに行くと、そのキャラクターの男らしさに驚く。

 2019年の「僕らの夢や足は止まらないのだ」ツアーでは、およそ10ヶ月で52公演というスケジュールを発表していた。これ以外にもフェスに出たり、他のバンドとのイベントに出たりしながらだ。れっきとしたライブバンド。初めてライブを見たときは想像以上のかっこよさに打ちひしがれた。男前だった。

 あんまり嬉しくないかもしれないけど、正直音源だけだと「それなりにいい曲」に終わるかもしれない。普段からはそんなにヘビーに聴いてはいない。でもライブには行きたくなるし、フェスに出ていたら優先的に見に行く。そういうバンドは他にもいるけど、Hump Backのライブは盛り上がるから、楽しいから行くというよりもそのエネルギーを感じに行きたくなる。という理由でだ。 

ここからはじめるHump Back

拝啓、少年よ

夢はもう見ないのかい?
明日が怖いのかい?
諦めはついたかい?
馬鹿みたいに空が綺麗だぜ

 わかりやすい構成にストレートなメッセージ。「夢を見て生きていこうぜ!」いくつかアルバム聴いてみても、一番彼女たちらしい曲なんじゃないかな。

月まで

最終電車を逃したんだ
一番早い電車に乗るよ

 短く駆け抜ける中にハンプバックの魅力が詰まっている。「髪でも切りにいこうぜ」の歌い方が好き。

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