好きなバンドができて、ライブに行って見たい!でも初めてだから不安!
そんな人のために実際に足を運んで見てどうだったのかを記して行きます。
今回はUNISON SQUARE GARDENをご紹介いたします!
以前にも少し書いているのでご覧ください。
一人でも思うままに楽しめるライブをUNISON SQUARE GARDEN
UNISON SQUARE GARDEN
プロフィール
斎藤宏介(Vo&Gt)、田淵智也(Ba&Cho)、鈴木貴雄(Dr&Cho)から成るスリーピースバンド。3人は高校の同級生だ。
斎藤さんと田淵さんは共に早稲田大学出身の秀才。斎藤さんに関していえば、生まれはニューヨークでしばらく海外で育ってから日本にきたという。アメリカ生まれ、早稲田卒業のイケメン。恐るべき経歴ですね。
結成は2004年でメジャデビューは2008年と10年以上のキャリアのある中堅バンドで、アニメの主題歌などで徐々に知名度を獲得し、どんどんそのステージを広げている。
作詞作曲のほとんどをベースの田淵さんが出がけています。
言葉選びが非常に巧み、そして日本語に関する知識が豊富だ。日常生活ではなかなか使用しないような単語や表現を組み合わせ、一見すると意味のわからないような歌詞が出来上がる。繋がった時の語感やメロディに乗せたときの感覚を大事にしていて、聴くほどに作り手のこだわりを感じられるようになっているのだ。
言葉数の多い疾走感のある曲がユニゾンらしさ。それを歌い上げる斎藤の透き通るようなハイトーンボイスも魅力的で、手数の多い鈴木のドラムもユニゾンの音楽を支える個性としてうまく融合されている。
ロックバンドのかっこよさを伝え続ける
彼らの信条として「ロックバンドのかっこよさを伝えるには適切な距離がある」と語っていた。人気が出てきて武道館のライブチケットも簡単には取れなくなった今でも、ライブハウスでライブをすることにこだわり続けている。広すぎる会場で演奏するのではなく、もっと近い距離で音を伝えることを選ぶ。
ライブではいたずらに客を煽るようなことはしない。歌も演奏もレベルが高く、特段アレンジをしてくるわけではないのに、徹底的に音楽と向き合っているその姿勢で見るものの心を揺さぶってくるのだ。そして田淵はよく動く。
フェスなどの短い時間でのステージでは基本的にMCはなし。ワンマンではちゃんとMCするし、結構面白いので苦手というわけではありません。その辺はワンマンにきてもらうためのフェスの舞台という切り分けをしているのかもしれない。
個人的にすごく好きなのはどのライブでも必ずある各パートのソロタイム。曲の中でやるやつじゃなくて、それとは別にある。特に他のバンドではあまり見られないドラムソロが特に良い。ライブによってはステージにドラマー一人残してのソロをやったりしている。技術の良し悪しの専門的なことはわからないけど、絶対かっこいいやつです。
テンポの速い曲や激し目な曲も多いので、ファンは勝手に盛り上がる。前列では押し合いへし合いぐちゃぐちゃになっていることが多いので、落ち着いて見たければ少し下がり目にいるのがオススメだ。コール&レスポンスもなければ手拍子を求めてくることもないのでお客さんは各々のペースで楽しむことができる。ユニゾンの狙い通り、バンドと自分が1対1になっているような感覚を味わうことができます。
ライブの定番曲
ワンマンにも何度か行ったし、フェスの舞台も何度も見ているけど、この曲は必ずやる!というような曲はないように思う。
先日のフェスのステージで一番お客さんの心をつかんでいたのは1stアルバムに入っているWindow開けるだった。ノリのいい曲ではないし、最近ユニゾンを知った人はきっと知らないと思われるのに、みんな完全に魅了されていた。
昔の曲から最新の曲までバランスよくセットリストに組み込んでくるので、長いファンも初めての人も満足できるはず。そんな中でも比較的やっているかな、というのを3曲ほど挙げて見ます。
シュガーソングとビターステップ
おそらくユニゾン最大のヒット曲がこちら。
アニメ「血界戦線」のエンディングに使用され、テレビでもちょくちょく披露していたので広く知られるようになりました。曲の入りが特徴的なので一気にテンションが上がる。
シャンデリア・ワルツ
これも何かのアニメのタイアップです。とにかく跳ねていれば楽しくなってくる縦ノリの曲
天国と地獄
特にライブ映えする曲です。
途中の歌詞以外に斎藤さんが放つシャウトやセリフもライブで完全再現される。なんなら音源以上にグレードアップされて。
「OK People one more time!」には鳥肌立つこと間違いなし。
おわりに
彼らのライブに何度か行って見て思うのは演奏の技術も歌も抜群に上手いし、テンポいい曲が多いので知らない曲でも楽しめるということ。全くの新曲を披露してもかっこよさに打ちのめされます。
大きい会場でやることを好まないせいでチケットは年々取りにくくなっているので、諦めずにチャレンジする必要はありそうです。
ちなみにファンクラブに入って申し込めば確率は上がります。ファンクラブ出来たての時に「必ず1公演は参加できるように配慮すること」を運営に条件として突きつけたそうです。もちろん人数が増えているので難しくなっているとは思うけど。
今、特にお勧めできるライブバンドです。