好きなバンドができて、ライブに行って見たい!でも初めてだから不安!
そんな人のために実際に足を運んで見てどうだったのかを記して行きます。
今回は忘れらんねえよをご紹介いたします!
忘れらんねえよ
プロフィール
スリーピースでスタートしたバンドでしたが、2018年を持ってギターボーカルの柴田隆浩のソロとなってしまいました。かわいそうに。
サラリーマンとして働いていたところ、チャットモンチーのライブに感銘を受けた柴田が「いつか俺もこんなかっこいいバンドをやって、かっこいいライブをしたい」と思い、2008年に忘れらんねえよが結成されました。
売れない、モテないが原動力の青春パンクバンド
かっこよさで女性ファンがつくことはないけれど、野郎どもには愛されるバンドです。
少なくとも俺にはめっちゃ刺さるしめっちゃ好き。
自由そうなんだけど、ちゃんと考えてるな、と
基本的にはサポートメンバーを加えての4人編成で行われます。最近のライブでドラムを担当しているのは爆弾ジョニーのタイチサンダーという方。ほぼ裸だったり青いレオタードで登場したりして柴田以上に目を奪われます。注目して見てください。いつまで組んでるかわかりませんけど。
MCでは昔好きだった子が結婚しちゃったとかそんな話多め。かと思いきや「チャットモンチーに憧れて、同じステージに立ちたくて、冴えない自分がバンドを始めて今ここに立てているんだ!」みたいな熱い言葉もぶつけてくる。ライブは柴田の人生そのものなんだろうな。
許される会場では客席へのダイブは当たり前。あとは1ライブ1回はお酒を一気飲みしてます。ビールが多いかな、CDJでは年越しということでお屠蘇でした。
ライブに行くとなんていうかファンに愛されてるなーと感じられる場面がたくさんあります。
客側からガヤを挟む人がいたり、グダグダになりだしたMCでも暖かいリアクションをしたり、ダメな瞬間があるから歌がよりカッコよく聞こえるんですよね。あと、お客さんがたくさん入ったことに純粋に感動してくれたりするので応援していたくなります。歌を聞きに行こうに加えて彼の人間性を見に行く場でもあるんです。
ライブの定番曲
踊れ引きこもり
柴田本人が「踊れ引きこもり、忘れらんねえよのアンセムのひとつになった」と語る、忘れらんねえよらしさの詰まった一曲。いわゆる『売れないバンドマン』に比べるとはるかに売れてしまった今でもこんな曲がかけるなんて・・・
ワンカットで撮られた映像にも卑屈な歌詞にも注目したいPVになっていて、きっと2回は見てしまうはず。途中で出てくる女装した方はおめでたい頭で何よりというバンドのボーカル、赤飯です。
ばかばっか
これも強烈なPVで曲がほとんど入ってきません。途中にグドモのたなしん出てるし。
この高鳴りをなんと呼ぶ
一転して熱い曲。卑屈な曲も夢に溢れる曲もどちらも忘れの良さ。
おわりに
ふざけた曲もまっすぐな曲も声を枯らしながら歌う姿を見れば不思議とかっこよく見えるんですよね。
懸命に歌いつつ、お客さんを巻き込むこともするし、MCでは笑いを取りに来る。
バランスのとれた良いライブだと思っています。たまに空回りするけど。
実際に足を運ぶときっと応援したくなりますよ。
それでは