これが日本語ロックというもの『奴隷の唄』teto

今日の一曲
楽曲:奴隷の唄
アーティスト:teto

プロフィール

teto

メンバー
小池貞利(Vo/Gt)
山崎陸(Gt/Cho)
佐藤健一郎(Ba/Cho)
福田裕介(Dr)

2016年に結成されると、その年の後半には所属レーベルから1stEP「Pain Pain Pain」をリリース。その時期から知っていたわけではありませんが、この曲は衝撃的だった。そもそもこんなにすぐにCDを売れるまでになれるものなのでしょうか。
2018年には早くもROCK IN JAPAN FESTIVALやRUSH BALLといった大型フェスにも出演するようになっています。毎年1枚はアルバムをリリースしており、そのどれも素晴らしい。個人的には1枚目の「dystopia」から入ってもらえるといいと思います。ハズレなしです。

奴隷の唄


Information


・2018年09月26日:1thアルバム「手」に収録
・2019年01月01日:YouTubeにミュージックビデオを公開

YouTube comments

気が狂いそうなMV

今年は絶対にtetoの年

サビになるとドレミファソラシドで音上がってくの気持ちよすぎ

インパクト強すぎ!だがやはり神曲!これ以上有名になってほしくない。このトゲトゲしさを失ってほしくない。

歌詞見て聴くとほんとこの曲の良さがすごくわかる

何でこのMVにしたんだろう・・・

3分に満たない勢いのいい曲ですが、その中にたくさんのこだわりが詰まっています。
この曲に限らないんですが、tetoの曲の歌詞は一聴するとわかりにくいけど、メッセージがちゃんとあり、耳障りのいい言葉選びで気持ちがいい。

「奴隷の唄」という力強いタイトルです。この世を生きる普通の人たちの叫びの唄。
まずは聴いてそれから歌詞を見て欲しい。ほとんどの箇所で韻を踏んだ単語を探して、かつ意味のしっかり通った曲になっている。これは芸術ですよ。でもただ文章を美しく並べるだけでなくメロディによって歌われることで完成される。見事な作りです。
個人的には「自分の一位な位置で粋な息がしたい」の部分が最高に好きです。

で、問題はミュージックビデオ、先ほど上に載せたやつです。
もう遅いかもしれないけど、ぜひ最初はMVを見ないで聴いて欲しい。先に言うべきだった。
この曲はアルバム曲なのですが、遅れること3ヶ月でMVが解禁されました。
普通は発売に合わせてリード曲だけ出てくるものなんですけどね。
評判が良くて後出ししたのか、ただ常識に囚われない変な人たちなのか

不気味な絵に原色使いが激しくて、場面転換も多いので目がチカチカする。
まあはっきり言うと、気持ち悪いですよね。すごい不愉快
もしかして1週回っておしゃれとか言うやつかと思ったんですけど、何度見ても無理でした。わからん。
MVもいい!って感想を抱いたことはあるのに、嫌いだなこのMVって思ったのは他に記憶にない。
文章量を見てもわかるように、この曲良いよって言う感想よりもこのMVはなんなんだ、を共有したいがための記事でした。

tetoは好きです。なんなら最高です。

奴隷は「降参しろ」と脅されても好きは好きでいたい
好きでいないものに対してもクリーンでいたい

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