今年はもうライブに行けないという覚悟を決めよう

  • 2020年5月20日
  • 2020年7月11日
  • コラム
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 かすかに抱いていた希望も打ち砕かれてしまった。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020 開催中止のお知らせ」という悲しい文章が公式ホームページに掲載されたのは先週の金曜日のこと

 もちろん予想外だなんていうつもりは毛頭ない。隅田川の花火大会を始め、7、8月の大規模イベントの中止が出始めていたから、ロッキンの中止も時間の問題だとわかっていた。それでも毎日更新されている出演アーティストの発表は、良いニュースの少ない中で楽しみの一つになっていた。

「このために一年頑張って働いているのに」ちょっと大げさな言葉だけど、そう思った人は僕だけじゃないはずだ。もちろん楽しみは他にもあるよ?でもあの空気、音、匂いが感じられる場所は他にはない。

 最近ではロッキンについて、「もはやステージを見なくても楽しいんじゃないだろうか」なんて思うようになっている。いろんなアーティストのライブが見られる、というのが音楽フェスなんだけど、僕は例年、駐車場についたその瞬間から楽しいと感じられるし、仮に一つもライブを見なかったとしても、それなりに満足するに違いない。それだけ、あの空間は特別なものになっているのだろう

 おそらくライブ系のイベントが日常に戻ってくるのはだいぶ先のことになる。始めは座席指定の会場で、いくつか席に間隔を空けながら、客席が叫んだり歌ったりすることは禁止された状態での開催になると思う。

 フェス系のイベントや一般的なライブハウスではどうしても距離を確保するのが難しいため、簡単にはいかない。ライブハウスはまだ、客の入りと移動の制限をうまくやれば可能かもしれないが、自由な空間ではなくなはずだ。

 野外フェスが開催できない以上、屋内フェスが先立って開催される可能性はほとんどないと言っていい。今からこんなことを考えたくはないけれど、CDJも開催は絶望的だと思う。中止にすることで負う負債を考えると、ロッキングオンは開催決定の発表すらしないかもしれない。

 本当に悲しいことだけど、期待ばかりして落ち込むのは辛いから、今年はもうライブに行けないという覚悟を決めよう

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