在宅勤務のおかげで新しくラジオという趣味ができた。趣味と言っても仕事中に流しているのがメインだが、これまではほとんど触れてこなかったもので、これにハマるといざ通常勤務に戻された時に困っている。ぜひみなさんもこれを機にラジオを聞いてもらい、土日祝日をリアルタイムに聞けなかったラジオの消化に使うようになってもらえたらと思う。
モノによるが大体1週間ほどはradikoアプリで聴ける。芸人のラジオなんかも聴いてるけど、一応音楽関係の人だけを取り上げることにしよう。
菅田将暉のオールナイトニッポン
番組名：菅田将暉のオールナイトニッポン
配信局：ニッポン放送
放送日：毎週月曜日、25:00〜27:00
月曜日スタートの時系列に紹介しようと思ったところ、トップに来たのは菅田将暉。ミュージシャンは本業ではないと思うが、しっかりアルバムを出しているし、歌もうまい。売れた俳優が片手間に歌うって感じじゃないのでこの括りに入れることにした。あと個人的に菅田将暉が好き
パーソナリティに選ばれた際の選出理由は「素の自分をさらけ出すことに前向き」だから、らしい。
雰囲気は男友達だけでふざけている時間、という感じ。菅田本人が「リスナーとファンは別」というように、リスナーから送られてくるメールは大ファンです！というよりは高校の同級生のよう。大体のメールが「おい！すだぁ」から始まる。読み方もあるだろうが菅田将暉をいじっているようなふざけた内容が多い。よくメールを読んだ後に「ごめんて」と謝らされている
いいところを見せようと飾ったところがないのが良い。親しみやすくちゃんと楽しませようとしてくれる。深夜ラジオらしくそこそこ下ネタもあり。まあリスナーメールのせいだけど。
本当に音楽が好きらしく。テレビに出ても好きな音楽を聞かれればandymoriとか言っちゃう菅田将暉。芸能人で一番友達になりたい
星野源のオールナイトニッポン
番組名：星野源のオールナイトニッポン
配信局：ニッポン放送
放送日：毎週火曜日、25:00〜27:00
日本一本職が何かわからない男、星野源。何をやらせても高水準な源さんはラジオでも優等生だ。
もちろんパーソナリティは星野源ひとりなんだけど、他の人と違ってスタッフを巻き込みながら喋っていることが多い。最近は「野上クーイズ！」と題したAD野上くんの私生活から出題される変なクイズコーナーからラジオが始まる。
すごく多方面に気が利いていて、多少テレビで見るイメージよりは崩した言葉遣いやらが見えるものの、問題発言なぞ絶対にしないだろうと思える安心感がある。下ネタは振られればいうものの線は守るしお上品。風俗の話とか絶対にしないしな。
リスナーメールも穏やかなものが多い。「源さんいつも素敵な音楽ありがとうございます」みたいな人が多いので、ぬるい空気感が苦手な人はいるかも。深夜感はあまりなく、誰にでも勧められる反面、毒は少なめ。
Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)
番組名：Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)
配信局：ニッポン放送
放送日：毎週火曜日、27:00〜28:30
クリーピーナッツの曲はあんまり知らないんだけど、ラジオは面白くて聞いてる。
R-指定もDJ松永もまあ喋りがうまい。二人ともボケ役にもツッコミ役にもなれるので、会話のテンポがとてもいい。そして他の番組に比べて、リスナーメールのレベルが高い。メールだけで十分に面白い。
だいたいがネタメールなんだけど、2人がちゃんとツッコミできるので、リスナーも喜んでふざけたメールを送ってくる。これを見てるとメール送ってくる人たちを尊敬しちゃう。なんでそんなに上手な文章書けるんだい。分けて欲しいその才能。
井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)
番組名：井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)
配信局：ニッポン放送
放送日：(終了）毎週木曜日、27:00〜28:30
King Gnuボーカルの人。2019年にで大売れしたキングヌーだけど、その少し前からラジオは担当していた。見つけた人偉いね。
聴き始めてからすぐに終わっちゃったから、あんまりよくわからなかったけど、たしかラジオでも聴いてみるかと思い立ってから、最初に聴いたのがこれだった気がする。
すごいいろんな人に愛されている人で、1ヶ月足らずの間だけど、ナイナイ岡村、ポルノグラフィティ岡野がゲストで登場、ちょっと前にはaikoも出ていたらしい。
最終回でバンドメンバーから送られてきた手紙を読んで、号泣してしまった井口さんの後ろで、スタッフがめちゃくちゃ笑っていたのが印象的だった。
ニガミ17才のオールナイトニッポン(ニッポン放送)
番組名：ニガミ17才のオールナイトニッポン0(ZERO)
配信局：ニッポン放送
放送日：(1回のみ）2020年3月14、27:00〜28:30
オールナイトニッポンの週替わり枠に登場。好きなバンドだったから偶然聞けてよかったやつ。ボーカル岩下優介とキーボード平沢あくびの2人だった。
あんな見た目や振る舞いをしておきながら、岩下さんが常識人なのがツボ。あくびちゃんは予想通り変な人だった。下ネタ言ってたのもだいたいこっち。岩下さんがしっかり進行しているのに、あくびちゃんがわけわかんない事いうのを抑えながら進んでいく。流石にキャリア長いだけあって喋りは安定していたし、結構面白かった。
おわり
あげた5つの中で今もやっているのは菅田将暉、星野源、Creepy Nutsだけ。どれもそれぞれに良さがあって好きなんだけど、それぞれに一言でコメントするなら、菅田将暉のやつは菅田将暉と友達感覚を味わうもの。星野源は安心して聞けるラジオの教科書。Creepy Nutsは笑いを求めにいくところ。って感じかな。意外と本人の事をちゃんと知らなくてもラジオは面白いということがわかったよ。新しい趣味として、俄然おすすめ
